

内覧会の会場となった小森マシナリーは、人口約2万6千人の山形県南東に位置する高畠町にあり、付近には、映画「スウィングガールズ」のロケ地となった県立高畠高校があります。例年に比べて暖かい陽気の2009年2月6日、「新製品四六半裁寸延LITHRONE S32(LS-432・LS-532+コーター+UV)+コモリコールドフォイルシステム・コモリロータリーダイシステム」の内覧会を開催しました。午後1回のみの開催でしたが、約20社40名以上の方々に参加していただいきました。
※今回の内覧会は、LITHRONE S32の他、小森の高付加価値印刷の設備をご検討していただいているお客様にお声を掛けさせていただいたものです。
※(株)小森マシナリー
山形県東置賜郡高畠町大字福沢300
0238-57-5111
当日は昼食をとっていただいた後、まず工場の2階にある会議室でリスロンSシリーズに新たに加わったリスロンS32のプレゼンテーションを行いました。
技術セミナーに先立ち、国内営業本部長の小森より以下のご挨拶をさせていただきました。


「国内印刷業界は1991年の8.9兆円から2007年の7.0兆円まで規模を縮小しており、さらに、昨年の6月ころから印刷用紙、インキ、版などの資材が相次いで値上がりし、印刷業界に追い打ちをかけています。そして、枚葉印刷機とオフ輪印刷機の出荷台数も減少傾向であります。しかしながら総出荷色数は、台数ほど下がっておりません。これは、市場のカラー化、多色化に対応するため、一台あたりの色数が増加していることを示しており、印刷会社が戦略的に設備を導入されていることを意味しています。現在は大変厳しい市況でありますが、こうした状況だからこそ、高品質な印刷を可能にし、薄紙から厚紙まで豊富な面付けをすることができる新製品リスロンS32を是非お客様の工場にラインナップしていただいて、これからの時代を乗り切っていただければと思います。」
次に、つくば設計部係長の淵より「新製品リスロンS32」のプレゼンテーションをさせていただきました。

内容は以下の項目で進めてまいりました。
1.コンセプト
2.機械主仕様
3.切替え時間短縮効果
4.切替え時間短縮技術
5.安全、環境、省エネルギー対応
6.特殊紙印刷の取組み
7.小型枚葉機のラインナップ
リスロンSシリーズの基本性能を継承し、「多品種・小ロット・短納期」と「厚紙・特殊原反・パッケージ対応」の両方をコンセプトとして開発されたリスロンS32は、最大紙をこれまでの「560×820」から「610×820」に拡大し、より多くの面付けに対応することができる印刷機です。各種自動化装置を搭載したリスロンS32は、自己学習機能や濃度変更を簡単に行うスマートフィードバックなどを可能にするKHS-AIとの相乗効果で、驚異的な印刷切替え時間を可能にします。例えば本刷り200枚を印刷する場合、従来の約14分から約7分にまで短縮することが可能になります。また、高付加価値印刷を生み出す特別仕様を充実しつつ、環境・安全・省エネルギーにおいても各種認証を取得しています。
セミナー終了後、1階の工場内特設内覧会会場に移動していただき、リスロンS32(LS-432)の実演をご覧いただきました。印刷デモを小森マシナリーの鈴木が行い、解説は営業技術部課長の中村とつくば設計部の村上が行いました。


最初に実演全体のプログラムを説明させて頂きました。
まず、LS-432で印刷品質の高さと印刷切替えの速さを体感していただき、LS-532+コーター+UVでパッケージ印刷、LSX-229+コモリコールドフォイルシステム+コモリロータリーダイシステムで後加工まで可能なインライン高付加価値印刷をご覧いただきます。
■LS-432


実演の見所:究極のショートメイクレディー性能とKHS-AIによる素早い濃度変更
究極のショートメイクレディー
【50枚(正紙30枚)印刷、6分以内/台の実演】
異なる2種類の絵柄を印刷。ジョブ1は、あらかじめLS-432に取り付けられていたサーマルCTP版で50枚を印刷しました。そして、デリバリーに50枚目が出てきたところでストップウォッチのタイマーをスタートし、次のジョブ2の50枚の印刷が終了するまでのリアルタイムチャレンジをしました。

ジョブの切替えは、スマートシーケンス機能によって、スタートボタンを1度押すだけで「ジョブの終了から次のジョブの試刷り」までを自動的に完了することができます。
(今回は50枚印刷なので試刷りなし)
ジョブ1の印刷終了後の切替えプロセス
①リムービング
②ブランケット洗浄
③Full-APCによる全自動刷版交換
④プレインキング
⑤高速刷り出しによる印刷
自動的に切替えプロセスが進行している間に、ブランケット洗浄やFull-APCの版交換の仕組みを映像とCGを用いて説明させていただきました。
タイムチャレンジの結果は4分40秒でした。
※ 試刷りなしという特殊な環境で実演を行いましたが、これを実現するためには、事前の印刷データの確認、版の焼き精度、Full-APCによる版の取付け精度が必要不可欠となります。また、高速刷り出しは、単に印刷の立ち上がり時間を速くするだけでなく、濃度や見当の安定にも寄与しています。
KHS-AIによるスマートフィードバック
【スマートフィードバックによる濃度アップの実演】


通常はジョブ1・2の印刷のように、濃度を測定し基準内に入っていればOKとなるのですが、実際の印刷ではそうとは限りません。デザイナーによる立会いや、見本帳などに合わせる場合が多々あるからです。そこで引き続き、ジョブ2で印刷した外国人女性ポスターの黄色の濃度を1.30から1.45に素早く上げる印刷実演を行いました。通常、一度印刷してから濃度を上げる場合、濃度が安定するまでに150~200枚程度の紙が必要になりますが、スマートフィードバックを使用すると20~30枚程度にまで削減することができます。印刷をする前にインキローラーに必要なインキ被膜を形成し、少ない刷り出し枚数で濃度の変更が可能になることをご覧いただきました。
LS-432の実演終了後、LS-532の前に移動していただきました。 実演は、中村課長と淵係長による掛け合いで行いました。印刷デモは小森マシナリーの笹原が担当しました。
■LS-532

実演の見所:薄紙ポスターからパッケージまでの幅広い用紙適性と高付加価値印刷
小ロット対応特寸パッケージ印刷
【紙サイズ・紙厚を変更して、ポスターからパッケージへの切替え印刷】

ジョブ1:ポスター(紙サイズ788×544mm 紙厚0.13mm)
ジョブ2:パッケージ(紙サイズ800×600mm 紙厚0.37mm)
あらかじめLS-532+コーター+UVに取付けてあったサーマルCTP版で、そのまま100枚のポスターを印刷しました。その後、LS-432の実演同様、スマートシーケンス機能により自動で準備作業を行い、見当・色調整をして100枚のパッケージを印刷しました。
今回は、紙サイズと紙厚が異なる用紙を使用しましたが、事前に次のジョブの紙サイズと紙厚を登録しておくことで、スマートシーケンス機能により自動的に切替えることができます。また、試刷り後の濃度確認・調整をPDC-LITEⅡで行いました。
印刷段取り替えをしている最中に、リスロンS32のパッケージ印刷やフィルム・蒸着紙などの特殊紙印刷へのキズ・コスレ対策について説明させていただきました。
・渡し胴スケルトン仕様のCGによりスムーズな紙流れの軌跡の紹介
・先立ち上がりデリバリー構造による紙流れのコントロール
・紙厚に合わせた自動ガイド調整とエアー制御による非接触のメカニズムの紹介
・吸引車など接触面における各種対策仕様の紹介

また、UV印刷が可能にする高付加価値印刷を、サンプルを用いて説明させていただきました。透明フィルムへの印刷や、同じデザインでも印刷表現が多様化する白インキの使い方、クリアニスと擬似エンボスの併用による印刷効果などについて、UV乾燥のインターデッキ仕様を紹介しながら、ご確認いただきました。


尚、今回覧いただきましたLS-532+コーター+UV機は、山形県米沢市の株式会社青葉堂印刷様(http://www.aobado.co.jp/)に納入されます。当日は、中村社長様をはじめ10名の社員の方々にもご来場いただきました。ご協力、まことにありがとうございました。
LS-532の実演終了後は、隣のLSX-229に移動していただきまして、枚葉機開発プロジェクトマネージャーの大沢より実演解説をさせていただきました。印刷デモは小森マシナリーの鈴木が担当しました。



■LSX-229+コモリコールドフォイル+コモリロータリーダイシステム
実演の見所:フォイルからダイカッターまでのインラインの印刷システム
【アート紙タック+箔+ダイカット】
すでに4色印刷を済ませてあるタック紙の上に、コールドフォイルを転写し、さらにダイカットをワンパスで行う実演をご覧いただきました。


枚葉機でのコールドフォイルは、日本に7社8台が導入されており、今後も内製化による一貫生産に向けて鍵を握るこの技術が普及されていくことと思われます。また、この技術は印刷業界だけでなく、光沢・後加工を専門にされているところでも枚葉印刷機のインラインシステムとして導入され、印刷分野への参入を検討されている例もあります。

コモリコールドフォイルの特徴
・マルチリール機能: 100mm幅、5本までの箔を同時に給送でき、幅方向での箔の節約が可能。
・箔専用ユニットにより、高品質なテンション制御を実現。箔をカバー内に完全収納。
・PS版上で印刷絵柄と同じように自由に表現できるデザインが可能
(全面に広がる精細なイメージやグラデーションを使用したデザイン)
・ホットスタンプのような金型は不要、PS版を使用して接着剤を印刷。製造原価のメリット。
※コールドと呼んでいるのは、ホットスタンプのように型を熱する必要がなく、常温で箔を転写できるという意味が込められています。
コモリロータリーダイシステムの特徴
抜き型にはフレキシブル・ダイを使用しています。今回使用したフレキシブル・ダイは、ハーフカットへの用途としておよそ20万カットの耐久性があります。
コモリのフレキシブル・ダイの装着・固定には強力なネオジウム磁石をマグネットシリンダーに100%採用しているので、両面接着テープを使用するのと比べてカットの深さの均一性や精度が高く、今回のように複雑な抜き形状も可能になります。




最後に、強力なマグネットでもスムーズにフレキシブル・ダイを取り外すところをご覧いただきました。そして、「本日の実演内容がお客様の新たな発想のヒントになれば幸いです」と大沢から挨拶を行い、実演は終了となりました。
各実演終了後には、それぞれの機械で、お客様のご興味がある機械部分をご自由にご覧いただける時間を設け、多くのお客様が担当技術者・設計者や担当営業などの小森関係者に、熱心に質問を投げかけておられました。


また、時間の許されるお客様には、小森マシナリーの生産ラインをご見学いただきました。見学終了後は、研修室にて質疑応答を行い、最後に国内営業副本部長の猪股よりお礼の挨拶をさせていただきました。

参加していただいた皆様には、新製品リスロンS32のイメージを明確に感じとっていただけたのではないかと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。
技術セミナーに先立ち、国内営業本部長の小森より以下のご挨拶をさせていただきました。


「国内印刷業界は1991年の8.9兆円から2007年の7.0兆円まで規模を縮小しており、さらに、昨年の6月ころから印刷用紙、インキ、版などの資材が相次いで値上がりし、印刷業界に追い打ちをかけています。そして、枚葉印刷機とオフ輪印刷機の出荷台数も減少傾向であります。しかしながら総出荷色数は、台数ほど下がっておりません。これは、市場のカラー化、多色化に対応するため、一台あたりの色数が増加していることを示しており、印刷会社が戦略的に設備を導入されていることを意味しています。現在は大変厳しい市況でありますが、こうした状況だからこそ、高品質な印刷を可能にし、薄紙から厚紙まで豊富な面付けをすることができる新製品リスロンS32を是非お客様の工場にラインナップしていただいて、これからの時代を乗り切っていただければと思います。」
次に、つくば設計部係長の淵より「新製品リスロンS32」のプレゼンテーションをさせていただきました。

内容は以下の項目で進めてまいりました。
1.コンセプト
2.機械主仕様
3.切替え時間短縮効果
4.切替え時間短縮技術
5.安全、環境、省エネルギー対応
6.特殊紙印刷の取組み
7.小型枚葉機のラインナップ
リスロンSシリーズの基本性能を継承し、「多品種・小ロット・短納期」と「厚紙・特殊原反・パッケージ対応」の両方をコンセプトとして開発されたリスロンS32は、最大紙をこれまでの「560×820」から「610×820」に拡大し、より多くの面付けに対応することができる印刷機です。各種自動化装置を搭載したリスロンS32は、自己学習機能や濃度変更を簡単に行うスマートフィードバックなどを可能にするKHS-AIとの相乗効果で、驚異的な印刷切替え時間を可能にします。例えば本刷り200枚を印刷する場合、従来の約14分から約7分にまで短縮することが可能になります。また、高付加価値印刷を生み出す特別仕様を充実しつつ、環境・安全・省エネルギーにおいても各種認証を取得しています。
セミナー終了後、1階の工場内特設内覧会会場に移動していただき、リスロンS32(LS-432)の実演をご覧いただきました。印刷デモを小森マシナリーの鈴木が行い、解説は営業技術部課長の中村とつくば設計部の村上が行いました。


最初に実演全体のプログラムを説明させて頂きました。
まず、LS-432で印刷品質の高さと印刷切替えの速さを体感していただき、LS-532+コーター+UVでパッケージ印刷、LSX-229+コモリコールドフォイルシステム+コモリロータリーダイシステムで後加工まで可能なインライン高付加価値印刷をご覧いただきます。
■LS-432


実演の見所:究極のショートメイクレディー性能とKHS-AIによる素早い濃度変更
究極のショートメイクレディー
【50枚(正紙30枚)印刷、6分以内/台の実演】
異なる2種類の絵柄を印刷。ジョブ1は、あらかじめLS-432に取り付けられていたサーマルCTP版で50枚を印刷しました。そして、デリバリーに50枚目が出てきたところでストップウォッチのタイマーをスタートし、次のジョブ2の50枚の印刷が終了するまでのリアルタイムチャレンジをしました。

ジョブの切替えは、スマートシーケンス機能によって、スタートボタンを1度押すだけで「ジョブの終了から次のジョブの試刷り」までを自動的に完了することができます。
(今回は50枚印刷なので試刷りなし)
ジョブ1の印刷終了後の切替えプロセス
①リムービング
②ブランケット洗浄
③Full-APCによる全自動刷版交換
④プレインキング
⑤高速刷り出しによる印刷
自動的に切替えプロセスが進行している間に、ブランケット洗浄やFull-APCの版交換の仕組みを映像とCGを用いて説明させていただきました。
タイムチャレンジの結果は4分40秒でした。
※ 試刷りなしという特殊な環境で実演を行いましたが、これを実現するためには、事前の印刷データの確認、版の焼き精度、Full-APCによる版の取付け精度が必要不可欠となります。また、高速刷り出しは、単に印刷の立ち上がり時間を速くするだけでなく、濃度や見当の安定にも寄与しています。
KHS-AIによるスマートフィードバック
【スマートフィードバックによる濃度アップの実演】


通常はジョブ1・2の印刷のように、濃度を測定し基準内に入っていればOKとなるのですが、実際の印刷ではそうとは限りません。デザイナーによる立会いや、見本帳などに合わせる場合が多々あるからです。そこで引き続き、ジョブ2で印刷した外国人女性ポスターの黄色の濃度を1.30から1.45に素早く上げる印刷実演を行いました。通常、一度印刷してから濃度を上げる場合、濃度が安定するまでに150~200枚程度の紙が必要になりますが、スマートフィードバックを使用すると20~30枚程度にまで削減することができます。印刷をする前にインキローラーに必要なインキ被膜を形成し、少ない刷り出し枚数で濃度の変更が可能になることをご覧いただきました。
LS-432の実演終了後、LS-532の前に移動していただきました。 実演は、中村課長と淵係長による掛け合いで行いました。印刷デモは小森マシナリーの笹原が担当しました。
■LS-532

実演の見所:薄紙ポスターからパッケージまでの幅広い用紙適性と高付加価値印刷
小ロット対応特寸パッケージ印刷
【紙サイズ・紙厚を変更して、ポスターからパッケージへの切替え印刷】

ジョブ1:ポスター(紙サイズ788×544mm 紙厚0.13mm)
ジョブ2:パッケージ(紙サイズ800×600mm 紙厚0.37mm)
あらかじめLS-532+コーター+UVに取付けてあったサーマルCTP版で、そのまま100枚のポスターを印刷しました。その後、LS-432の実演同様、スマートシーケンス機能により自動で準備作業を行い、見当・色調整をして100枚のパッケージを印刷しました。
今回は、紙サイズと紙厚が異なる用紙を使用しましたが、事前に次のジョブの紙サイズと紙厚を登録しておくことで、スマートシーケンス機能により自動的に切替えることができます。また、試刷り後の濃度確認・調整をPDC-LITEⅡで行いました。
印刷段取り替えをしている最中に、リスロンS32のパッケージ印刷やフィルム・蒸着紙などの特殊紙印刷へのキズ・コスレ対策について説明させていただきました。
・渡し胴スケルトン仕様のCGによりスムーズな紙流れの軌跡の紹介
・先立ち上がりデリバリー構造による紙流れのコントロール
・紙厚に合わせた自動ガイド調整とエアー制御による非接触のメカニズムの紹介
・吸引車など接触面における各種対策仕様の紹介

また、UV印刷が可能にする高付加価値印刷を、サンプルを用いて説明させていただきました。透明フィルムへの印刷や、同じデザインでも印刷表現が多様化する白インキの使い方、クリアニスと擬似エンボスの併用による印刷効果などについて、UV乾燥のインターデッキ仕様を紹介しながら、ご確認いただきました。


尚、今回覧いただきましたLS-532+コーター+UV機は、山形県米沢市の株式会社青葉堂印刷様(http://www.aobado.co.jp/)に納入されます。当日は、中村社長様をはじめ10名の社員の方々にもご来場いただきました。ご協力、まことにありがとうございました。
LS-532の実演終了後は、隣のLSX-229に移動していただきまして、枚葉機開発プロジェクトマネージャーの大沢より実演解説をさせていただきました。印刷デモは小森マシナリーの鈴木が担当しました。



■LSX-229+コモリコールドフォイル+コモリロータリーダイシステム
実演の見所:フォイルからダイカッターまでのインラインの印刷システム
【アート紙タック+箔+ダイカット】
すでに4色印刷を済ませてあるタック紙の上に、コールドフォイルを転写し、さらにダイカットをワンパスで行う実演をご覧いただきました。


枚葉機でのコールドフォイルは、日本に7社8台が導入されており、今後も内製化による一貫生産に向けて鍵を握るこの技術が普及されていくことと思われます。また、この技術は印刷業界だけでなく、光沢・後加工を専門にされているところでも枚葉印刷機のインラインシステムとして導入され、印刷分野への参入を検討されている例もあります。

コモリコールドフォイルの特徴
・マルチリール機能: 100mm幅、5本までの箔を同時に給送でき、幅方向での箔の節約が可能。
・箔専用ユニットにより、高品質なテンション制御を実現。箔をカバー内に完全収納。
・PS版上で印刷絵柄と同じように自由に表現できるデザインが可能
(全面に広がる精細なイメージやグラデーションを使用したデザイン)
・ホットスタンプのような金型は不要、PS版を使用して接着剤を印刷。製造原価のメリット。
※コールドと呼んでいるのは、ホットスタンプのように型を熱する必要がなく、常温で箔を転写できるという意味が込められています。
コモリロータリーダイシステムの特徴
抜き型にはフレキシブル・ダイを使用しています。今回使用したフレキシブル・ダイは、ハーフカットへの用途としておよそ20万カットの耐久性があります。
コモリのフレキシブル・ダイの装着・固定には強力なネオジウム磁石をマグネットシリンダーに100%採用しているので、両面接着テープを使用するのと比べてカットの深さの均一性や精度が高く、今回のように複雑な抜き形状も可能になります。




最後に、強力なマグネットでもスムーズにフレキシブル・ダイを取り外すところをご覧いただきました。そして、「本日の実演内容がお客様の新たな発想のヒントになれば幸いです」と大沢から挨拶を行い、実演は終了となりました。
各実演終了後には、それぞれの機械で、お客様のご興味がある機械部分をご自由にご覧いただける時間を設け、多くのお客様が担当技術者・設計者や担当営業などの小森関係者に、熱心に質問を投げかけておられました。


また、時間の許されるお客様には、小森マシナリーの生産ラインをご見学いただきました。見学終了後は、研修室にて質疑応答を行い、最後に国内営業副本部長の猪股よりお礼の挨拶をさせていただきました。

参加していただいた皆様には、新製品リスロンS32のイメージを明確に感じとっていただけたのではないかと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。