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日本印刷㈱様_LS-426ハイブリッドUVシステム内覧会

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2010年5月27日(木)13時30分より日本印刷㈱様(岐阜県本巣市海老347-11)において、中部地区では初となる、ハイブリッドUV(H-UV)システムを搭載したKOMORIリスロンS26(菊半裁4色オフセット枚葉印刷機 LS426)の内覧会が開催されました。 *今回の内覧会はH-UVシステムにご興味・ご検討いただいているお客様を対象にご案内させていただきました。

内覧会当日は天候にも恵まれ、岐阜県内や近隣県をはじめ遠方は福井県より総勢123名と大変多くのお客様にご参加いただき、大盛況の会となりました。

お客様には、3階ギャラリーで受付をすませていただいた後、同じ階にある会議室にお集まりいただき、内覧会開始となりました。

司会進行役は、弊社名古屋支店営業課長の三浦がつとめました。

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最初に弊社国内営業本部長の小森より、開会の挨拶ならびに日本印刷㈱様をはじめ、H-UVシステムを搭載したオフセット枚葉印刷機をご導入いただいたお客様のご評価について簡単な説明をさせていただきました。
『日本印刷㈱様は、本年3月にH-UVシステムを搭載した菊半裁4色オフセット枚葉印刷機をご導入されました。ご導入後、2ヶ月余りではございますが、大変高いご評価をいただいております。また、既に同システムを搭載したオフセット枚葉印刷機をご導入いただいている、㈱アトミ様と㈱研文社様2社のご評価として5つのメリットをご紹介いたします。1つ目は「きれいな印刷の仕上り」、2つ目は「短納期対応」、3つ目は「厚紙・特殊原反印刷を可能にする仕事の幅の広がり」、4つ目は「パウダーレスによるオペレーターの負荷軽減」、そして5つ目として「作業効率改善による生産性の向上」を挙げていらっしゃいます。現在、同システム搭載機は、日本印刷㈱様をはじめとして30台近くのご発注をいただいております。本日は、「商業印刷における速乾パウダーレス印刷の実現」をテーマに皆様にご披露して参りたいと存じます。短い時間ではございますが、何卒よろしくお願いいたします。』

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続いて、日本印刷㈱ 代表取締役社長 若山雅彦様より、会社概要をはじめ、このたびH-UVシステムを搭載したリスロンS26をご導入されるに至った経緯などについてご講演いただきました。

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<会社概要>
『当社は1912年(大正元年)に創立いたしました。現在98年という歴史の中で、最初は文房具から始まり、岐阜の発展とともに百貨店等のチラシ・パンフレットといった総合商業印刷物を手掛けて参りました。そのお陰で、印刷機は輪転機2台をはじめとして枚葉機、事務機等のフォーム印刷、そしてこのエリアでは珍しいグラビア印刷や軟包装印刷も手掛けております。その他に、最近DM関係の仕事が増えてきているので、社内に封入封緘機を導入しDM関係にも取り組んでおります。社内はデザイン・印刷・製本に至るまで、社内一貫した生産ラインを確立しており、高い品質、納期短縮、コスト削減を実現しています。』
若山社長様よりご説明いただきました会社概要、事業内容等の詳細につきましては、日本印刷㈱様の下記ホームページアドレスよりご覧いただけます。
http://www.n-print.co.jp/

<H-UVシステム搭載 リスロンS26(LS-426)導入経緯>
『当社も最初からH-UV機を導入すると決まっていた訳ではございません。社内でいろいろな問題があり、特に社員をいかにして活性化するかということが常日頃の課題となっておりました。そんな中、今まで使用していた菊半裁4色機が大変古く老朽化しており、作業効率も悪く、修理費もかなり高額になってきた状況下で、機械の入れ替えと同時に社内の活性化を図りたいと考えていたところ、小森の営業マンよりUV機との入れ替えはどうかという提案がございました。正直なところ、新聞等々でUV機の知識は多少得ていたものの、実際にどういったメリット/デメリットがあるのか分からない状態でしたし、H-UVとLED-UVの2つの手法によるUV印刷が主流になってきている中、どちらを選ぶべきか悩みました。また、インキの価格が従来の油性インキと比較して高いということも問題でした。そこで、小森に既設機をUV機に入れ替えた場合、どれだけの投資が必要になり、それに見合う採算がとれるのかをあらゆるデータをもとに分析/検証してもらいました。その結果、当初は既設機2台とH-UV機1台とを入れ替える予定でしたが、その内の1台は良く使用するということでしたので、既設機1台とH-UV機1台とを入れ替えるという構想にまとまりました。そして、2月12日に全社を挙げて“社内の活性化”に取り組むためのキックオフセミナーを開催し、各部署長に集まってもらいました。その2週間後に小森のつくばプラントにおいて導入を計画している菊半裁H-UV機の内覧会に参加し、実際に目で見て、手で触れたことにより速乾性や機械のメリットを改めて実感することができました。そして、既設機との入れ替えとして社内の活性化が図れるのであれば、設備投資しても何とか採算性が合うのではないかということで導入することに決定いたしました。』

<現在の稼働状況および期待すること>
『現在、H-UV機の特性を活かした印刷物は手掛けておりません。現場の意見を聞いたところ、インキ代がこの4月13万通しの中で、その3.5倍に上がったということがございました。しかし、インキ代は増えたものの、印刷回転数が上がったことにより生産効率アップしているので、人件費削減に繋がると思います。また、H-UV機導入と同時期に機械の5Sをはじめとした予防保全も小森のサポートで着工しております。同機はパウダーを使いませんが、他の機械からのパウダーが入らないように、他の機械と離して周りを囲うことで、この機械を大切に扱って行こうと思っております。今回の内覧会は、日頃の機械メンテナンスもしっかり行なわなくてはならないことを認識する上で、良い機会となったと思います。 現在H-UV機を使っての実績は非常に少ないですが、優れた速乾性により、ユポ紙やマット紙といった乾きにくい用紙で印刷しても直ぐに後加工の作業に入れることで、短納期に対応できること。パウダーレスなので、従来のパウダーを使った油性印刷での問題が解消されることにより、オペレーターの負荷を軽減できること。LED-UVと違い、厚紙印刷が可能なので、今まで外注に出していた厚紙の仕事が内製化できることにより新たな仕事の発注が増えること等をこの機械に期待します。』

若山社長様にご講演いただいた後、ご参加いただいた皆様には2グループに分かれていただきました。Aグループは引続き3階の会議室にてセミナーを受講していただき、その後、1階工場での実演・実機見学に移っていただきました。Bグループは、1階の工場での実演・実機見学に移っていただきました。その後、3階の会議室にお戻りいただきセミナーを受講していただきました。

セミナーは、最初に弊社営業技術部の津島より「H-UVの稼働状況と採算性」をテーマに、H-UVシステムに関する製品説明を行いました。紫外線硬化方式の原理、H-UVシステムのメカニズム・特徴・環境面、油性印刷との採算性比較、H-UV機ラインナップ等について、映像を交えて詳しくご説明いたしました。

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説明の中では、既に同システムを搭載した枚葉オフセット印刷機をご導入いただいている2社のインタビュー映像も上映いたしました。1社目は、2009年10月にリスロンS32(LS-432)をご導入いただいた㈱アトミ様(東京・小平市)、2社目は、2009年10月にリスロンS29P(LS-829P)をご導入いただいた㈱研文社様(大阪市北区)をご紹介いたしました。インタビューでは、各社の導入に至った経緯および導入後の評価や課題等についておこたえいただきました。実際に導入されたお客様の率直なご意見・ご評価ということもあり、ご参加いただいたお客様が大変熱心にご覧になっていました。

次いで、インキメーカーを代表して、東洋インキ製造株式会社 印刷・情報事業本部RC事業部 課長 田中治夫様より、「省エネルギーUV INKの現状」をテーマに、H-UV対応インキの開発状況をメインに、UV INK数量の推移と予測、UV印刷の課題と油性印刷の課題、照射装置の特性、照射装置とインキ開発の係わり、適合インキ、製品ラインナップと位置づけ、LED装置メーカーの動向、今後の課題等について、映像を使いながらわかりやすくご説明いただきました。

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実演は1階の工場にて行われました。技術説明ならびに進行役は弊社営業技術部の中村がつとめました。実演に入る前に、実機を使ってH-UVシステムのメカニズム等について簡単な技術説明を行いました。

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その後、実演に入りました。機械のオペレーションは日本印刷㈱様の製造部課長兼機長の竹中様にご担当いただきました。

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実演は、「商業印刷における速乾パウダーレス印刷の実現」をテーマに5つのポイントによる効果についてご覧いただきました。
① きれいな印刷の仕上り(品質)
② 短納期対応
③ 厚紙・特殊原反印刷を可能にする仕事の幅の広がり
④ パウダーレスによるオペレーターの負荷軽減
⑤ 作業効率改善による生産性の向上

<実演の流れ>
実演では、全部で2つのJOBを行いました。今回使用したオゾンレスランプは1灯(120W)です。両ジョブともに本刷りでは、最高回転速度の16,000sphで印刷いたしました。

JOB1では、ヴァンヌーボを使用した両面印刷で、ドン天による速乾性をご覧いただきました。試刷り30枚目で表裏の確認後、本刷りに入りました。本刷り250枚完了後、ご参加いただいたお客様に印刷サンプルを配布し、実際にインキの乾燥度合い、温度、臭い、印刷品質をご確認いただきました。また、本刷りした250枚のうちの100枚を加工工場へ持参し、A3サイズに断裁、折加工を行った後、再び印刷サンプルをお客様に配布し、本刷り完了後、数分でキズ・コスレなく後加工が可能な優れた速乾性の実力をご実感いただきました。加工工場での作業の様子は、会場に設置した数台のプラズマスクリーンを通して、実況中継をご覧いただきました。

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JOB2では、用紙はコート紙を使用し、H-UV印刷がどれだけ従来の油性印刷の光沢感・色味に近づくことができるのか印刷品質についてご覧いただきました。試刷り30枚目でKHS-AI(コモリハイパーシステムAI)による一発見当を行い、色の確認・調整を行った後、本刷り3000枚に入りました。また、初刷り100枚目付近の印刷サンプルと3000枚目付近の印刷サンプル2種類をご参加いただいたお客様に配布し、印刷品質の違いについても比較していただきました。

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<実演の内容>
◆ JOB1【4色】
① 用紙:ヴァンヌーボ
② 見当・色合わせした状態からスタート
③ OKシート250枚
↓↓↓版換え無し
④ JOB1をドン天
⑤ 表裏見当確認
⑥ OKシート250枚(うち100枚を加工工場にて断裁、折加工)
◆ JOB切替作業
・ リムービング
・ ブランケット自動洗浄
・ Full APCによる版交換
・ プレインキング
・ 試刷り
・ 見当/色調合わせ
※フィーダーではコート紙へ積み換え
◆ JOB2【4色】
① 用紙:コート紙
② OKシート3,000枚

JOB2を行っている間に、実際に機械をお使いいただいているお客様のご意見をいただくため、機械のオペレーションをご担当いただいている竹中課長様に、弊社中村よりいくつか質問させていただきました。

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Q1: 竹中課長はもともとオフ輪出身で、枚葉を担当されて2ヶ月目ということですが、何年かぶりに枚葉を担当されたご感想はいかがですか?
A1: 入社1年目に菊全2色を担当して以来、10年ぶりに担当するということで戸惑いはありましたが、何とか立ち上げることができました。

Q2: 従来のパウダーを使う油性印刷機とパウダーレスのH-UV印刷機を比較した率直なご感想をお聞かせ下さい。
A2: 今までの油性印刷における問題がないので使いやすいです。

Q3: 乾燥性で特に問題になるのは何でしょうか?
A3: 油性印刷ではパウダーによりトラブルが多かったのですが、H-UV印刷はパウダーレスなのでそういったトラブルがありません。

Q4: 従来の油性印刷に比べて印刷品質はどうでしょうか?
A4: UVインキの特性により、若干、油性印刷に比べてグロス感がないように感じられますが、色味の問題はありません。

Q5: その印刷品質は油性印刷と比較してOKレベルかどうかの判断で行くといかがでしょうか?
A5: OKレベルの印刷品質です。

Q6: 例えば、リピートもので、過去に油性で刷ったものを、H-UVで刷った場合の印刷品質はいかがですか?
A6: 大丈夫なレベルに仕上がっています。

Q7: 比較するのが数年前の古い機械になってしまいますが、生産性についてお聞かせ下さい。油性と比べてどれぐらい生産性アップとお考えでしょうか?
A7: 以前の機械は、APCも手動で、当然、色合わせ・見当合わせも手動で行っていました。これらを考慮に入れ、生産性を従来の3倍アップすることを現在の目標としています。

Q8: コスト面についてお聞かせ下さい。
A8: 正直なところ、油性インキとH-UVインキを比較した場合、インキコストだけで考えると採算が合いません。しかし、準備時間、印刷回転速度、速乾性といったことをトータルで考えるとトータルコストは下がります。

Q9: 御社が今までH-UV機でお仕事された中で何かご紹介いただけますか?
A9: H-UV機を導入してまだ2ヶ月余りなので、特別変わったことはやっておりません。当社は従来、厚紙やユポ等の特殊紙は外注に出していましたが、H-UV機は、紙厚0.04mm~0.8mmまで印刷可能とのことでしたので、そういった類の印刷を社内で初めて印刷しました。1点目は0.45mmの厚紙印刷です。こちらは擦れの問題もなくスムーズに印刷できました。2点目は、紙厚0.4mmのユポ紙の印刷です。こちらはニスと一緒にワンパスで印刷してみましたが、問題なく1回で印刷できました。

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Q10: クライアント様からのご評価はいかがでしょうか?
A10: 今回、弊社の営業とクライアント様との本機校正の立会いで、従来だと30分くらいかかっていたのが、10分に時間短縮でき、しかも、刷ったものを直ぐにお持ち帰りいただけることが可能ということで、大変喜んでいただけました。

Q11: 御社の営業の皆様のご評価はいかがでしょうか?
A11: かなり変化したとうことで大変喜んでいます。

Q12: H-UV機を導入する前の予想と導入した後のギャップはございましたか?
A12: 去年の10月の展示会でH-UV機のデモを見たときは、正直なところ、「これは現実ではなく、単なる“ショー”ではないか?」と半信半疑でしが、実際に機械が導入され、自分で使ってみて、現実として使いやすいということが実感できました。

Q13: H-UV機の今後の課題についてお聞かせ下さい。
A13: インキが高いという面です。先ほどトータルでは安くなると申しましたが、特色等全てのバリエーションが揃うわけではないので、その辺が今後の課題かと思います。

Q14: 最後の質問になりますが、本日お越しいただいているお客様は、この設備を導入すべきかかなり迷っていらっしゃると思います。そこで、本当にこの設備は大丈夫なのか、もしアドバイスがございましたらお聞かせ願います。
A14: インキの面だけで考えると採算面は合わないと思いますが、このLS-426は薄紙から厚紙まで幅広い紙厚の印刷ができ、しかも速乾性にも優れているので、迷っていらっしゃるのであれば購入された方がよろしいと思います。

また、実演の中では、日本印刷㈱様がH-UV機をご導入される同時期に、予防保全の面でアドバイスさせていただいた、弊社KPM(小森式予防保全)担当の川名をご紹介させていただきました。

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実演終了後は、お客様に実機をご見学いただきました。会場内に展示したH-UV印刷によるさまざまな印刷サンプルについては、弊社の中村よりご説明させていただきました。

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最後にAグループは弊社国内営業本部長の小森より、Bグループは名古屋支店長の飯塚より、お礼と閉会挨拶をさせていただき、内覧会が無事終了いたしました。

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このたびの内覧会開催に当たりましては、日本印刷㈱様には、深いご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。

ご来場いただきました皆様には、実際にハイブリッドUVシステムを搭載した弊社リスロンS26 をご覧いただいたことにより、その優れた性能・効果についてご理解。ご実感いただけたことと存じます。今回の内覧会が、少しでも皆様の時期設備計画のご参考になればと思っております。今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。

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June 18, 2010 1:27 AMに投稿されたエントリーのページです。

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