2011年4月9日から13日までの5日間、中国・広東省東莞市の広東現代国際展覧センターにおいて『第2回中国(広東)国際印刷技術展覧会-PRINT CHINA 2011』が開催されました。PRINT CHINAは北京で開催されるCHINA PRINT(北京国際印刷技術展覧会)の姉妹展として2007年から4年に1度開催される印刷産業総合展で、2回目となる今回は、“エコ、高効率、デジタル化”をテーマに開催されました。
展示会は中国経済の活況を反映し、総展示面積は12万㎡(前回8万㎡)、18ヶ国・地域より1,261社の企業が出展し(前回1,047社)、総来場数は延べ16万人(前回延べ10万人)の規模で大盛況の展示会となりました。各ブースでは最新の技術や製品・ソリューションが紹介されました。また、会期中には国際印刷発展技術フォーラムや印刷情報交流大会をはじめ、50を超えるさまざまなセミナーやイベントも開催されました。
800㎡のKOMORIブースでは『Kando: Beyond Expectations』の企業スローガンのもと、『Innovation for Better Future-次世代のための技術革新』をメインテーマに、『5 Solutions-技術革新・生産性・印刷品質・環境対応・サービス』をサブテーマに掲げ、中国市場においては初のお披露目となるLITHRONE G40の6色機、4色機の2台ならびにENTHRONE 29の3機種を出展し、各機によるライブデモを毎日4回(合計:60回)行い、連日多くのお客様にお集まりいただき大盛況でした。
<出展機>
• LITHRONE G40(6色)+C+UV (GL-640+C+UV)
• LITHRONE G40(4色)+H-UV (GL-440+H-UV)
• ENTHRONE 29(4色)(E-429)
5ソリューションをイメージしたグラフィックを携えた、モノトーンの5角形のスペースでは、H-UVコーナー、DoNetコーナー、サービスコーナー、特印コーナー、オフ輪&特殊機コーナーを設け、ブースにお立ち寄りいただいたお客様には、営業マンより展示パネルや映像を使って詳しく説明させていただきました。
また、ブースの一角に弊社のPR誌である“ONPRESS”のデスクも設置し、お立ち寄りいただいたお客様にご紹介、配布しました。
=GL-640+C+UVデモの風景=
<実演の見どころ>
• 新モデルのUV機の給排紙の安定性
• 多色機による高付加価値印刷
① カレイドインキ(4色)使用による高演色の再現
② 厚紙印刷によるパッケージ印刷対応
• 従来のUVランプとOPニス、マットニス、コーターニスによる多種の擬似エンボス表現
<実演内容>
実演は2種類の絵柄を使用し、2つのJOBを行いました。用紙はコートボール紙(0.20mm)とアルミ蒸着紙の2種類を一日おきに変更して実演をご覧いただきました。同じ絵柄・用紙で異なるニスを使用することによる印刷効果の比較をご覧いただきました。各JOBの本刷りは400枚で3つのパターンの印刷を行いました。
コートボール紙による実演
JOB1では、1つ目のパターンはカレイドインキで4色印刷した後、5胴目で絵柄半分にOPニス、6胴目でもう半分にマットニス、コーターユニットで絵柄半分にコーターニスを引き擬似エンボスとマットニスの比較効果をご覧いただきました。2つ目はマットニスとコーターニスの比較、3つ目は4色印刷を行い、ニスの有り無しの比較をご覧いただきました。JOB2は絵柄を変えてJOB1と同様に3つのパターンの印刷サンプルを仕上げました。
アルミ蒸着紙による実演
JOB1では、1つ目のパターンは1色目に白印刷を行い、4色印刷をした後、OPニス、コーターユニットで絵柄半分にコーターニスを引き擬似エンボスに仕上げました。2つ目は1色目の白を抜き、4色印刷した後、OPニス、コーターニスを引いて仕上げました。3つ目は4色印刷した後、コーターニスを引き、白印刷の効果とニスの効果の比較をご覧いただきました。JOB2は絵柄を変えてJOB1と同様に3つのパターンの印刷サンプルを仕上げました。
<印刷イメージ>
=GL-440+H-UVデモの風景=
<実演の見どころ>
• 新モデルの薄紙から厚紙までの給排紙の安定性
• 薄紙から厚紙までの素早い切り替え(爪台無調整範囲の拡大、Semi-APC、給排版新制御)
• H-UVと高感度インキによる速乾性能
• パウダーレス、オゾンレスなどの工場環境の改善提案
<実演内容>
実演では3つのJOBを行いました。JOB1では薄紙(0.12mm)を使用しました。事前に見当、・色合わせした状態から表面4色印刷の試刷りを行い、見当確認後、本刷りで300枚印刷しました。JOB2では版交換なしで、JOB1の4色ドン天(裏面印刷)し、試刷りの表裏見当確認後、本刷りで250枚印刷しました。 続いてJOB切り替え(リムービング⇒Semi-APC版交換⇒プレインキング⇒用紙交換)を行い、JOB3に移りました。JOB3では厚紙(0.40mm)を使用し4色印刷を行い、試刷り・見当と色調の調整後、本刷りで300枚印刷しました。
<印刷イメージ>
=E-429デモの風景=
<実演の見どころ>
• 0.04~0.60mmまで渡胴爪台上下調整不要による薄紙から厚紙への素早い切り替え
• 圧胴倍胴径による高品質、厚紙適正の向上
• 小ロット対応機
• 省スペース、省電力
<実演内容>
実演では2つのJOBを行いました。JOB1では薄紙(0.12mm)を使用し、事前に見当・色合わせした状態から4色印刷の試刷りを行い、見当確認後、本刷りで400枚印刷しました。続いてJOB切り替え(リムービング⇒工具レス万力版交換⇒厚紙変更タッチパネル設定⇒プレインキング)を行い、渡胴爪台上下調整なしでJOB2の厚紙(0.40mm)に移りました。4色印刷の試刷りを行い、見当確認後、本刷りで400枚印刷しました。
<印刷イメージ>
実演で刷られたH-UV印刷や高付加価値印刷によるサンプルは、ご来場されたお客様の注目を集め、争うようにしてサンプルに手を伸ばす光景も多く見られました。
商談については、中国の好調な経済成長を背景に市場を拡大し続けている印刷産業の好況により、当初の目標を大きく上回る受注台数を達成することができました。
会期2日目にはパーティ(Komori Night)も開催し、多くのお客様にご参加いただきました。野外で行われたパーティーではダンスや演奏、花火などのパフォーマンスも行われ、終始にぎやかな雰囲気の中で交流会は大いに盛り上がりました。
このたびは大変多くの皆様にKOMORIブースにご来場いただき誠にありがとうございました。お陰さまで弊社としては予想を大きく上回る成果をあげることができましたこと、重ねてお礼申し上げます。
2015年のPRINT CHINAで皆様に再度お会いできるのを楽しみにしております。




















